1月26日(木) ミニティーチャー授業

【1.2年次 探究コース】
毎年、探究コースの2年生が先生役になって1年生に約20分間のミニ授業を行っています。教えることで自分の理解が深まることを実感する2年生。優しく、そして分かりやすく授業してくれる先輩に憧れを感じる1年生。この活動は今年で4年目になりますが、探究コースの先輩と後輩が、この学びを通して自らの探究型学習での理解を深め、互いの心の交流を深めることができた貴重な機会でした。今年度は、フラワー長井線の運休により急な日程変更になりましたが、生徒たちの柔軟な対応で無事実施することができました。

生物の授業では、手についている菌を採取し寒天培養する実験に挑戦。1年生からは「どんな結果が出るかワクワクしています」「来年の課題研究につながる授業でした」などの感想が見られるなど、科学の楽しさを味わうことができる授業になりました。





物理の授業では、ボールとペンを使った実験や動画を用いるなど、より深く理解してもらう工夫を凝らしています。「ここまでわかった?」など1年生に何度も確認をとりながら、温かい雰囲気を作ってくれたこともあり、1年生はとてもリラックスして授業を受けています。




数学は、今年も東大の入試問題に挑戦。1年生は、今ある知識と発想力で東大の問題が解けることに驚きながら、先輩の解説を集中して聞いています。机間巡視をしながら一人一人のペースに合わせて丁寧に教えてくれました。





英語の授業は、オールイングリッシュに挑戦。ミニゲームやペアワークなどを通して、楽しく単語を習得できるように工夫しています。1年生からは「明るい雰囲気で、とても楽しく授業を受けることができた」という感想が多くみられました。





歴史総合の授業では、手作りのスライドを使ったり、クイズや寸劇などを盛り込んだりしながら、歴史に興味を持ってもらえるような工夫しています。「思っていた何百倍も面白く、とても楽しかった」と1年生にも大好評でした。





国語の授業では、短い時間でも楽しめるように恋の短歌や和歌を題材にし、1年生とのコミュニケーションを大事にしながら進めてくれました。2年生が出したヒントをもとに1年生が少しずつ考えを深めていく流れで、和やかで楽しい授業になりました。最後には、本校図書室にある関連書籍も紹介してくれたので、1年生もぜひ読んでみたいと刺激を受けていたようです。



 

1月19日(木) 環境SDGsワークショップ

【1年次 探究コース】
山形大学理学部栗山恭直教授を講師にお招きし、1年次探究コースの生徒がマイクロプラスチックに関するワークショップを受講しました。プラスチックの分別実験や講話を通して、SDGsの視点で環境問題とその解決策に対する科学的なアプローチを学びました。また、「全体の何%かだけでなく、実数にも着目する」「物事は一面だけでなく、多面的、批判的にも見ていく」など、これからはじまる課題研究で必要な視点も教えて頂きました。

[受講した生徒の感想]
 ・ニュースなどでよく見かけるプラスチックごみが、どのようなものか知ることができた。また、国や地域がどういった対策をしているかも学べた。
・プラスチックゴミは悪いという面だけでなく、新しい見方も増えて面白かった。
・実験や講話を通して、物事を様々な観点から見ることの大切さを学んだ。
・課題研究をスタートする前に、様々なワークショップをしてもらえて学ぶことがとても多いです。
・今回学んだことを、これからの探究活動に生かしていけるように自分でも色々な情報を集めていきたいです。







 

12月17日(土)  山形県探究型課題研究発表会

山形市のビッグウィングで行われた山形県探究型課題研究発表会に、校内選考会で選ばれた5グループが参加し、2グループが入賞することができました。

【山形大学小白川キャンパス賞(理系部門)受賞】
「ハロー法による温泉の抗菌効果の比較」というテーマで発表したグループは、理系部門でトップの賞をいただきました。発表後には、たくさんの質問がありましたが、1つ1つの質問に丁寧に答えています。


【人文社会科学部門 優秀賞 受賞】
「学校ファンドで創る未来」というテーマで発表したグループは、自分たちの構想を堂々と説明しています。発想力と行動力が抜群の2人。思考錯誤しながらよくここまでまとめ上げました。


「学生が正しくSNSにおけるネットリテラシーを身につけるには?」というテーマで発表したグループは、自作のクイズを提示しながら研究内容を丁寧に説明しました。

「食事で筋肉をつけるには、たんぱく質だけ摂ればいいと思っていない?」というテーマで発表したグループは、写真や食事カードを提示しながら、分かりやすく楽しい説明をしてくれました。


「理解度UP大作戦 ~利用しやすい子ども食堂にするためには~」というテーマで発表したグループは、訪問時の写真やアンケート結果などをたくさん提示ながら、根拠をもって自分たちの考えを伝えています。


今年度は聞き手の参加も可能だったため、1年次探究コースの希望者11名と探究科学部員も参観することができ、参加者全員が学びの多い1日になりました。
 

11月10日(木)  校内課題研究発表会

1、2年次生合同で、校内課題研究発表会を開催しました。今年度も感染対策のため、一般コースは体育館、探究コースは講堂の分散開催とし、約1年間の研究の成果を発表し合いました。

【一般コース】
異文化理解を目指してボードゲームを作成したグループは、実物を提示しながら分かりやすく説明をしています。


聞き手の1年生は、興味のある研究内容を自分で選んで聞きます。とても真剣なまなざしで聞いています。

一般コースは、複数名の本校教員による審査を行いました。結果は以下の通りです。
最優秀賞 「おにぎりは社会を変える」
優秀賞  「エタノール ~余った材料をエタノールに~」
     「手(て)~ハンドサインパワーから生じる心のすれ違い~」
     「我がローカル線に花を!」



【探究コース】
アンモニアに着目して、トイレの消臭について研究したグループ。真摯に研究に向き合ってきた成果を堂々と発表しています。

1年生は間もなくスタートする自分たちの課題研究をイメージしながら、先輩の発表を真剣に聞いています。


探究コースは、すべてのグループが関係する外部機関と繋がりながら研究を深めてきたので、審査も大学教授など外部の専門家にお願いしています。結果は、以下の通りです。

最優秀賞 「ハロー法による温泉の抗菌効果の比較」
優秀賞  「食事で筋肉をつけるにはどうしたらよいか」
     「学校ファンドで創る未来」
     「学生がSNSにおける正しいネットリテラシーを身につけるためには」
     「子ども食堂(地域食堂)の普及」
     「高校生の語彙力と読書の関係性」
     「他人事だと思ってない? ~LGBTQ+を受け入れる環境づくり~」

校内発表会の様子は、山形新聞にも掲載していただきました。

 

9月30日 (長井小学校での特別授業)

【2年次一般コース】
一般コースでは、SDGsの観点から設定した8つのリサーチ・クエスチョンをもとに、身近な課題の解決に挑む形で課題研究を進めています。
「多文化共生を推進するためには?」というリサーチ・クエスチョンを選んだ生徒たちが、「互いの個性を認め合えるような教育を幼い頃から行えば、障がい者が生きやすい社会になる」という仮説を立て、長井小学校の5年1組で特別授業を行いました。
実際に小学校に出向いての授業実践は、本校では初の試みです。

まずは、アイスブレイクとして授業をさせていただく5年1組の授業参観。質問に答えながら、生徒たちの様子を観察させていただきました。



いよいよ自分たちが考案した「おにぎり」を題材にした授業実践です。教材を手作りし、何度もシミュレーションを行ったこともあり、小学生たちは楽しく活動しながらも「見た目で判断せずに相手をよく知る大切さ」に自然と気付くことができる素敵な授業になりました。







貴重な経験をさせていただきました。ご協力いただいた長井小学校の皆さま、ありがとうございました。

 

1年次 地域の課題を知る

1年次生も、いよいよ次年度の課題研究に向けて動き出しました。


9月15日(木) 「事前学習」
各講師の先生方から、事前に宿題をもらい、講座を受講する前のウォーミングアップ。話を聞くだけでなく、ChromeBookを使って調べたり、班員と話し合ったりして、まずは自分たちで考えてみることが大切です。






10月6日(木)「出張講座」
今年度は、10分野の有識者をお招きして、地域の課題を教えもらい、一緒に解決の糸口を考え合うというワークショップ形式の講座です。最後には、自分たちが考えた解決策を講師の先生方に発表させていただきました。







山形新聞(10月14日).pdf


10月20日、27日(木) 「まとめ・発表」
まとめの時間はとして各HR単位で、10の講座ごとに発表会を実施しました。はじめてGoogleスライドを活用しましたが、班員で一緒に編集ができるため短い時間で、とても立派なスライドを作成してくれました。互いに発表を聞き合うことで、自分たちが暮らす地域の実情をより多面的に見ることができたようです。





 

7月6日(水) 中間発表会

【2年次 探究コース】

9名の外部講師の方に来校いただき、「探究コース中間発表会」を実施しました。1年次の冬にテーマを設定し、2年次のスタートともに研究が本格スタート。今年は、約3ヶ月の取り組みをGoogleスライドでのポスターにまとめることにも挑戦しました。初めてのGoogleスライドに悪戦苦闘しつつも、みんな頑張ってまとめ上げました。
前半は、16グループがリサーチクエスチョンや仮説、研究手法、現時点での研究結果などを発表し、質疑応答を通して互いに研究内容を深め合いました。

後半は、講師の先生方に各グループを巡回していただきながらの個別アドバイスの時間です。専門的な知見からの具体的な問いかけやアドバイスにより軌道修正すべき点が次々と見えてきます。

「性の多様性」について研究しているこちらのグループは、山形県男女共同参画センター館長 伊藤眞知子先生からアドバイスをいただいています。伊藤先生からの専門的なお話に、3人の目はキラキラと輝いています。

こちらのグループは、山形大学教授 栗山恭直先生から実験の方向性について具体的に教えていただきました。

外部講師による個別の巡回指導は、探究コースのみで行っています。こんなにも近くで大学の先生や企業の方と対話ができる巡回指導は、毎年アッという間に時間が過ぎてしまいます。限られた時間ではありますが、とても充実した時間でしたね。講師の先生方も、高校生らしいユニークで鋭い着眼点に「とてもワクワクした」、「楽しかった」とおっしゃっていました。

 

6月30日(木) (仮説・研究手法の共有会)

【2年次 一般コース】

2年次・一般コースの「総合的な探究の時間」で、「仮説・研究手法の共有会」を実施しました。普段は小グループに分かれて活動している総合ですが、隣の班ではどんな研究を、どのような手法で進めているのか?を、同グループ内で互いに共有しました。約3ヶ月進めてきた研究を別の班のメンバーから、別の班を担当する先生から見ていただき、質問を受けることで自分たちの研究を客観的に考察する機会になったようです。


自分たちの研究を一度まとめ、表現する活動は、常に頭がフル回転!発表の中で何度も使っている言葉でも、聞き手には定義があいまいでわかりにくいことも…。発表すると、改善のアイディアがどんどん見えてきます。


聞き手も常に頭がフル回転!鋭い質問が飛び交います。


鋭い質問は、先生方からも出てきます!

発表を終えた生徒からは、「先生方から鋭い質問ばかり出て、研究に関する周辺知識がまだまだ足りないことが分かった。もっと、社会のことを深く、知識が繋がるように理解しないといけないと感じた。」との声も。「大学での面接試験は、試験官の先生方からこのぐらいの質問がどんどんきますよ。」と伝えると、「えぇっ!?」と驚きの2年生。課題研究を通して、社会に出るために必要な力を多く身につけることができます。どんどん行動に移し、多くの経験を積みましょう。

 

5~7月(出前講座①)

【2年次 探究コース・一般コース】

課題研究では、行政や大学が主催する出前講座を利用しています。研究をスタートすると興味・関心が高まり、どんどん疑問が湧いてきます。出前講座は、各分野の専門家に来校いただき、直接質問に答えてもらえる貴重な機会。少人数の班でも、生徒の熱意に押され講師の方も楽しく真剣に話してくださいます。高校生の熱意が研究と大人を動かします!
インターネットでは得られない学びの面白さが、「総合的な探究の時間」にはあります。

「多様な性のあり方を受け入れられる環境づくり」について研究を進めている班が、校内で出前講座を受けました。山形県男女共同参画推進員の村山恵美子先生に来校していただき、LGBTQ+の方々が抱える問題についてご教授いただきました。

村山先生のお話を、真剣に聞く生徒の様子。自ら興味を持った研究テーマだけに、質問もたくさん出る出前講座は毎回熱い会になります。(5月11日)

「障がい者が生きやすい世の中にするために」というテーマで研究を進めている班は、東北文教大学の髙梨友也先生にお話を伺いました。高校生でもできることはないか?「自分事」として考えながら聞いています。(6月2日)

「多文化共生を推進するためには」というテーマで研究を進めている班は、東北文教大学の阿部裕美先生からお話を伺いました。講座の冒頭、「そもそも『文化』とは何か?」という問いに頭を悩ませる生徒たち。当たり前に使っている言葉を、立ち止まって考えることが研究のスタートになることもあります。(6月2日)
山形県の国際交流員・キムギョンハ先生より、出身国の韓国の文化について出前講座を行っていただきました。アーティストやダンス、メイクなど韓国文化の若者人気は高まってきていますが、生活習慣や文化の面になると知らないことが多かったようで、質問が活発に行われました。(6月16日)

「あなたもやってみよう地球温暖化防止!」山形県地球温暖化防止推進員の御田伸一先生より、地球温暖化の現状をご教授いただきました。世界規模の現状から、山形県内に起きている温暖化の影響まで、マクロにミクロにお話しいただき、身近な問題として考えるきっかけになりました。(7月7日)

「他者とのコミュニケーションを見つめ直す」というテーマで東北文教大学の花屋道子先生に出前講座をお願いしました。マスクを介したコミュニケーションに、高校生は不便を感じていない!?それは、なぜ?今、注目されている話題に、生徒も興味津々です。(7月7日)
 

5月12日(木) (実態調査)

【2年次 一般コース】

一般コースでは、SDGsの観点から設定した8つのリサーチ・クエスチョンをもとに、身近な課題の解決に挑む形で課題研究を進めています。まずは、社会でどんなことが起きているのか、関連する知識を深める活動からスタートしました。今年度から、生徒には「一人一台端末」としてタブレットが配布されています。





高校生が何かを調べる際に最もよく使用する、インターネット。「総合的な探究の時間」で、使用していくうちにインターネットで調べる時の利点・欠点どちらも見えてきました。適切なツールを使って、自ら情報を集める力を養うことも「総合的な探究の時間」の目的の一つです。
 

4月27日(水)(企業との連携)

【2年次探究コース】
探究コースで進めている二つの研究を紹介します。「食事で筋肉をつけるにはどうしたら良いか」を研究している班は、タンパク質が豊富で肉よりも脂質が少ない「お麩」に着目し高校生向けの補食を研究しています。今回は、地元企業の斎藤製麩所で訪問調査を行いました。
お麩の歴史や栄養価などを丁寧に教えていただきました。地元の方は、いつも快く研究に協力してくださいます。
市販されているプロテインバーの比較調査をしています。普段何気なく購入している商品でも、立ち止まって分析・比較することで研究になります。

二つ目は、「人が摂取するタンパク質の未来」というテーマで昆虫食について研究している班です。人口増加や中間層の拡大により、世界的に肉や魚の需要に供給が追いつかなくなることが懸念されています。その解決のために新たなタンパク源として昆虫食について研究している班は、研究を進めるうちに山形県内でコオロギの養殖と製品開発を行っている工場があると知りました。
ハイジェントテクノロジー株式会社(東京本社)・山形工場・長井高校でリモート会議をしている様子です。

金属加工を専門とするハイジェントテクノロジー㈱さんは、社会貢献として昆虫食部門を立ち上げたそうです。ハイジェントテクノロジー㈱さんが作成したコオロギを使ったお菓子。本校の生徒に試食してもらい、インタビュー調査を行っています。

地元・長井市や山形県内の企業の取り組みに着目すると、身の周りにも知らないことがまだまだ多いことに気づきます。実際に足を運んだり、お話を聞いたりして「地元のよさを発見する」ことが、課題研究の大きな魅力でもあります。
 

4月20日(水)(オンライン相談会)

【2年次探究コース】
4月に入り、2年生の課題研究が本格的に始動しました!課題研究は、身の周りからリサーチクエスチョン(課題)を発見し、設定するところから始まります。どのようなテーマで、どのような問いを立てるかが、研究活動の深まりや面白さにかかわってきます。2年探究コースは、自分たちが考えている研究に専門的なアドバイスいただく機会として、「オンライン相談会」を実施しました。講師は、東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科の西 直人先生です。希望制の相談会でしたが、ほとんどの班が参加し研究を客観視するよい機会となったようです。


短い時間で、研究の要点をまとめ先生に相談します。
的確に相手に伝える力も養うことができます。

課題研究は、まだスタート地点に立ったばかりです。ここからどのように研究が発展していくのか、とても楽しみですね。
 

2月10日(ミニティーチャー授業)

毎年、探究コースの2年生が先生役になって1年生にミニ授業を行っています。教えることで自分の理解が深まることを実感する2年生。優しく、そして分かりやすく授業してくれた先輩に憧れを感じる1年生。探究コースの先輩と後輩が、学びを通して交流を深めています。
英語の授業では、不定詞を取り上げました。事前に1年次の担任団に取材をして、1年生が興味を示してくれる例文を作りました。




物理の授業では、直前まで担当の先生と入念に授業の準備をしています。
「花火が途中で開花したら?」という身近な例を取り、物理に興味を持ってもらう展開を考えています。





数学の授業では、1年生で習ったことを活用して東大の入試問題に挑戦しています。1年生は、今ある知識と発想力で東大の問題が解けることに驚いたようで「数学に対する学習意欲が高まった」という感想も多くみられました。



国語の授業では、「土佐日記」を取り上げました。十二支と時間の関係などを丁寧に解説。1年生は、真剣なまなざしで授業を受けています。



世界史は、ギリシャ神話の学習です。世界史に苦手意識があったという1年生も、「深いところまで知り、考察することで世界史が面白くなる」ことを実感。パネルやipadで写真を提示しながら、とても楽しい授業をしてくれました。




生物の授業では、ブロッコリーのDNAを取り出す実験に挑戦。先輩の説明を受けた後、グループごとに実験を開始。高校入学後、初めての実験だったこともあり、1年生はとても楽しそうに実験をしています。





 

12月23日(木)

【1年次】

1年次探究コースの生徒が、冬期講習中にSDGsに関するワークショップを受講しました。これからはじまる課題研究の素地作りの一環で、山形版SDGsシミュレーション・カードゲームの開発者である佐藤朋子氏をお招きしました。

「自分がどのような行動をとると、地域がどう変化するのか、社会がどう変化するのかを考えるきっかけとなった」などの感想が多く、大変充実した時間を過ごすことができました。





 

12月18日(土)

山形市のビッグウィングで「山形県探究型課題研究発表会」が行われました。本校からは校内選考会で選ばれた探究コースの4グループが参加し、全てのグループが入賞するという快挙を成し遂げました。

 

「高校生と地域をツナグSNS」というテーマで発表したグループは、自分たちがSNSに掲載中の写真を紹介しながら、分かりやすく発表しています。
【山形大学小白川キャンパス賞(文系部門)受賞】



「男らしく、女らしくって古くない?」というテーマで発表したグループは、自分たちが使う言葉11つの意味を確認しながら、思いを込めて発表しています。

【人文社会科学部門 優秀賞 受賞】


質疑応答の時間が終わってからも、他校の生徒さんが提示したグラフに熱心に質問を続けてくれました。


「教室改善計画」というテーマで発表したグループは、快適な学習環境を目指して仮説を立て、自分たちでできる方法を実践、検証したことを堂々と発表しました。

【数学総合科学部門 優良賞 受賞】




「女子の制服は、なぜスカートなの?~スラックスの選択で広がる視野~」というテーマで発表したグループは、イラストや吹き出しを取り入れた分かりやすいポスターを作成して、ゆっくりと丁寧に自分たちの考えを伝えていました。

【人文社会科学部門 優秀賞 受賞】



 

12月2日(木)、9日(木)

【1年次】

12月2日(木)の6・7校時、9日(木)の7校時と二週にわたって、東北芸術工科大学の柚木泰彦先生による出前講座「課題研究の基礎を学ぶ」を実施していただきました。これからはじまる課題研究の第一歩となる講座です。


どうすれば月曜日に登校したくなるか、どうすれば図書館の利用を増やすことができるか、など柚木先生が提示してくれた身近な課題について、グループで解決案を広げ、全体発表まで行いました。”Yesand”の姿勢で他者の考えを受け入れていくことで、多様な考えが引き出せることが実感でき、今後の探究活動に向けたとても良い学びとなりました。




出前講座の様子は、山形新聞にも掲載していただきました。

山形新聞(12月15日).pdf

 

11月18日(木)

2年次】

本日でグループごとの課題研究が終了となるため、これまでの研究活動の振り返りを丁寧に行いました。生徒たちの感想の一部を紹介します。

 

〈一般コース〉

・私が成長した点は、自主性だと思います。これまで自分の行動に自信がなく、他人任せになったり、人についていこうと弱気になったりすることがありました。ですが、先生方へのインタビューや旅行会社の方からアドバイスをいただく時の電話対応などで、自分から取り組むことができました。それらの経験は、私にとって大きな自信に変わっています。

・自分がこの研究を通して一番変化したことは、SDGsへの意識だと思います。研究活動をする前は、「SDGsってなんぞや?」くらい知識が少なく、正直始めた時は早く終わればいいとしか思っていませんでした。しかし、グループのみんなと調べていくうちに、世界、日本について興味が湧き、自宅でも調べるほど、SDGsに興味を持ち、自分には何ができるだろうと考えていました。

 

〈探究コース〉

・私は今まで与えられたものをやるだけというような人だったけど、今回の研究を通して「自分から」知ろうとする姿勢が少しだけ出てきたと思います。また、グループの人や先生と話す中で、自分が思っていることやしたいことを声に出して言えるようにもなりました。研究を通してたくさん成長できたと思います。

・自分のしたいことを見つけて、それを口に出すことで何かが変わることがよく分かりました。自分の伝えたい思いをストレートに伝えるだけでなく、方法を考えて、相手を思って、伝えられるようになったと思います。

 

11月11日(木)

12年次】

午後から校内課題研究発表会が行われました。一般コースは体育館、探究コースは講堂と密を防ぐために分散開催とし、グループ間の距離をとるなど感染対策をしての実施です。聞き手となった1年生からは鋭い質問も出るなど、大変充実した発表会となりました。


体育館で行った一般コースの発表会。1年生が真剣に聞いています。


ペットボトルと竹串で歯車を作り、発電を試みたグルーブ。自分たちが製作した歯車で、電流0.7A、電圧0.8Vの発電ができ、この歯車を6つ並べることでiPhoneを充電できる電圧が確保できたそうです。装置を使って発電状況を分かりやすく説明してくれました。


探究コースは、山形県探究型課題研究発表会への出場チームを決める校内選考会を兼ねていることもあり、審査は外部の専門家にお願いしています。


教科書に掲載されているジュールの実験装置を自分たちで製作したグループは、実物を展示しながら、発表してくれました。



どのグループも、様々な工夫を凝らして自分たちの研究を堂々と発表しています。
発表会の様子は、山形新聞にも掲載していただきました。

山形新聞  (11月14日).pdf

 

10月28日(木)、11月4日(木)

【1年次】

この2時間を使って、1年次はフィールドワークのまとめを行いました。詳しくは1年次通信をご覧ください。

 ・1年次通信 第51号 

【2年次】

一般コース、探究コースともに校内発表会に向けてポスターの仕上げや、発表リハーサルに取り組んでいます。授業の中だけは終わらずに、休み時間や放課後を使って仕上げたグループもあったようです。




 

10月21日(木)

【1年次】
1年次は、地域を知ることを目的に6グループに分かれてフィールドワークを実施しました。
詳しくは、1年次通信をご覧ください。
探究コースも個人レポートの読み回しをした上で、今日からポスター作成に入ります。同じ研究を行ったメンバーですが、個人レポートをまとめてみると1人ひとり違った視点が盛り込まれており、読み回しによって研究内容を多角的に見る目が養われました。ここからは、自分たちの研究内容をいかに他者に正確に伝えるか、アウトプットの力が求められます。



一般コースでは、どんどんポスターが仕上がっています。図や写真を貼るなど、工夫も見られます。
 

10月14日(木)

【1年次】
1年次は、来週のフィールドワークに向けて訪問先ごとのグループに分かれて事前学習を行いました。
訪問先は以下の通りです。
 ①長井市役所
 ②フラワー長井線利用拡大協議会
 ③日本アルカディアネットワーク(おらんだラジオ)
 ④やまがたアルカディア観光局
 ⑤農業法人「船山ファーム」
 ⑥飯豊町役場


【2年次】
探究コースでは、4月から週2時間ずつ研究活動を行ってきました。いよいよ今日からまとめに入ります。ここまで、グループで研究を行ってきましたが、今日は一人ひとりが個人レポートを仕上げていきます。初めて書く本格的なレポートに大苦戦しながらも、自分たちの取り組みを整理するよい時間となりました。
一般コースは、前回整理した構想をもとに今日からポスター作成。班で協力しながら楽しそうに進めています。
 

10月7日(木)

【2年次】
探究コースは、個人レポート作成直前の授業です。本日もホームページ作成グループの研究支援として、デジコンキューブ株式会社さんが来校してくださいました。自分たちで写真などを集め、トップ画面を作成。色、文字など見やすさにこだわりながら頑張っています。
一般コースは、本日からまとめの活動に入ります。これまでの研究内容を整理して、大判用紙にまとめるための構想を練っています。
 

9月16日(木)

【2年次】
ホームページ作成のグループは、これまで実際にホームページを作成している3社の技術者やデザイナーさんと、リアルとオンラインで何度か意見を交わし、見やすさ、操作性、デザインの他、情報の有益性などを精査してきました。
本日は、デジコンキューブ株式会社さんが来校してくださり、本校のパソコン環境を確認してもらいました。いよいよサイトマップやワイヤー作成など、ホームページ制作が本格的に始まりました。



どのグループも自分たちで考えた方法で仮説の検証に取り組んでいます。




 

9月9日(木)

【1年次】
10月からスタートする「地域の課題を知る」を前に、1年次全体でのガイダンスを行いました。
これまで、進路探究を中心に行ってきた1年次も、後期からは地域や社会の課題に目を向け次年度からの課題研究の土台作りに入ります。

【2年次】
研究活動もまとめの時期が近づいてきました。担当の先生と一緒に検証すべきことを丁寧に確認しながら進めています。ホームページを作成しているグループは、本日はオンラインでデジコンキューブ株式会社さんからアドバイスをいただきました。


 

9月2日(木)

【1年次】
1年生は、「社会で起きていることや課題となっていることについて知り、知識を広げる」ことをねらいに新聞スクラップを始めています。今日は、2回目と言うこともあり、手際よく興味・関心のある記事を見つけ、集中して黙々と読み進める姿が印象的でした。  

【2年次】
一般コースは、今日から研究結果の分析に入り、研究も仕上げの段階です。話し合いながら、どのグループもこれまでの研究活動を整理しています。

このグループは、クリアファイルの商品化に尽力いただいたサンノー企画株式会社の担当者の方に、長高祭での販売の様子を報告に行きました。自分たちでデザインした商品の他に、サンノー印刷さんが置賜3市5町をデザインした商品も販売し、文化祭は大盛況でした。

探究コースは、グループごとに夏休みの外部調査や実験の報告からスタートしました。これから、実証実験や本実験に入るなど、まとめの段階を見通した研究の最終段階に入ります。
研究テーマと自分の興味・関心の深い有名画家の作品がどのように関連しているかについて、担当の先生と確認しています。

「子どもの食堂」の新たなシステムをホワイトボートに書き出し、様々な角度から検討しています。

アンケート調査から見えたスカート着用の不便なところを、可能な限り再現して動画撮影。客観的検証を試みました。
 

8月28日(土)

【2年次】
長高祭二日目、先輩が行った研究内容を引き継いで研究を行っているグループが、自分たちでデザインしたクリアファイルを販売しました。本校は県外への進学が多いため、「長井高校をモチーフにしたデザインを考案し、デザインを利用した商品を手に取ってもらえれば、進学してからも地元を思い出してUターンが増える」という仮説を立て、サンノー印刷さんと一緒にデザインを練り上げ、ようやく商品化に辿り着きました。一般公開がなく、本校生徒のみで実施した長高祭ではありましたが、当日は約200枚を販売することができました。




 

8月16日(月)

【2年次】

この日は、二つの外部調査がおこなわれました。

一つ目は、南陽市青年グループZu-zu-ズ代表小川真実さんをお招きしての出前講座です。南陽市の青年グループの方々が今年度からスタートさせた「地域食堂」の様子をレクチャーしていただきました。気軽に「雨宿り」してもらうためには、信用を集めることが何より大事というお話が印象的でした。


二つ目は、地元企業である株式会社デジコンキューブに出向いての訪問調査です。このグループは、学校ホームページの見やすさについて研究しており、デジコンキューブさんに出向いての訪問調査は今回で三回目になります。今後も継続的に研究支援を頂けることになっており、次回の訪問から本格的にホームページの試作に取り掛かります。


他にも、自分たちで県立図書館に出向いたり、担当の先生と一緒に実験を行ったり、保護者や外部機関への聞き取り調査を行ったりと、グループごとに研究活動を進めていたようです。

 

8月10日(火)

【2年次】

この日は、音声認識について研究しているグループが、山形大学工学部の小坂哲夫先生にオンラインでのインタビューを行いました。音声認識が発展して、利用者を増やすためにどんなことが必要なのか話を伺いました。自分達の視点になかったキラーコンテンツや日本の文化的側面などの話を聞くことで視野が広がり、音声認識を考える幅が広がりました。

 

8月6日(金)

【2年次】

この日は、山形大学人文社会学部の池田弘乃先生にZOOMでのオンライン訪問を行いました。性の多様について研究している生徒たちの質問に丁寧にお答えいただいた後、池田先生は「私たちの社会は多様な性に対していまだ保守的。今の社会のどこにバリアがあるのか、常に想像することが大事。」「堂々と胸を張って研究しなさい。」と、生徒たちにエールを送ってくださいました。

 

8月5日(木)

【2年次】

この日は、複数のグループが外部機関に出向いての訪問調査を実施しました。

ゴミの分別について研究しているグループは、高畠町の「千代田クリーンセンター」へ、教養について研究しているグループは、川西町の「フレンドリープラザ」へ訪問調査を行いました。

自分の目で直接施設を見学したり、施設の方に直接お聞きしたりすることで、自分たちのテーマについてより深く考えることができました。

 

8月4日(水)

【2年次】

この日は、居心地のよい学習環境を目指して教室改造計画に取り組んでいるグループが、山形大学工学部建設デザイン学科の佐藤信也先生にオンラインでのインタビューを行いました。「帰りたくない学校」というテーマで、30年後の学校のデザインを行った山大の学生さんにも参加してもらい、制作の際の視点や観点を伺い、自分たちの探究活動のヒントをもらうことができました。

 

8月3日(火)

【2年次】

この日は、二つのグループが研究活動を行いました。

一つ目の活動は、女子生徒の制服について研究しているグループによる遊佐中学校生徒会の皆さんへのオンライン訪問です。遊佐中学校は、生徒会主導で今年から女子生徒のスラックス着用やネクタイ、リボンの自由選択が可能になりました。この取り組みを山形新聞で知った本校の生徒たちが、遊佐中学校に依頼をして実施することができました。

生徒たちは、遊佐中学校生徒会の皆さんの強い信念と行動力から大きな刺激を受けていました。


二つ目の活動は、プラスチックの環境に及ぼす影響について研究しているグループによる校内での実験です。比重の違いを調べたり、ガスバーナーで熱した場合の反応などを確認したりし、身近にあるプラスチックでも種類により性質が大きく異なることを知りました。今後、プラスチックの性質の違いで環境への影響に違いが出るのかを考察していきます。
 

7月29日(木)

夏期講習最終日、本校の平成17年卒業である元JICA職員においでいただき、座談会を行いました。地域活性化や育児などについて研究しているグループが、長井市や日本とアフリカにおける地域活性化についてのお話をお聞きしました。

 

7月27日(火)

夏期講習終了後の時間帯を活用して、Iターンを増やすために地元食材の魅力を探っているグループが、学校近くの「フランス厨房ジュアン」さんに訪問調査を行いました。地元食材をふんだんに使った美味しい料理を試食させていただいた後、シェフから地元食材の魅力や地元食材にこだわる思いなどをお聞きしました。
 

7月8日(木)

【2年次】
この日は夏休み前、最後の活動日となりました。どのグループも夏休み中の実験や外部訪問の計画を立てています。この夏、自主的な研究活動を期待します。

このグループは、自分たちの研究内容に関連した新聞記事を見つけ、記事の内容に感銘を受けこの記事を書いた大学の先生に、直筆の手紙を書いています。
 

7月1日(木)

【2年次】
この日は探究コースでは中間発表会、一般コースでは2つの出前授業が行われました。

中間発表会では、7名の外部講師の方においで頂きました。前半は、1グループ2分間程度でリサーチクエスチョンや仮説、研究手法、現時点での研究結果などを発表し、質疑応答を通して互いに研究内容を深め合いました。
このグループは、足湯によるリラックス効果をストレス指数の変化から分析することに挑戦中です。



後半は、講師の先生方に各グループを巡回していただきながら、個別のアドバイスを頂くことができ、本調査に向けて軌道修正すべき点が見えた貴重な時間となりました。

こちらのグループは、山形県男女共同参画センター館長 伊藤眞知子先生から事例の集め方や大学の先生へのアポイントメントの取り方などアドバイスを頂きました。


こちらのグループは、東北芸術工科大学教授 柚木泰彦先生からアンケートの集計アプリや今後の研究の方向性について教えて頂きました。


一般コースで行われた1つ目の出前講座では、東北文教大学短期大学部のサイモン准教授から「異文化理解」について講義をして頂きました。講座終了後は、自分たちがこれまで進めていた研究成果をサイモン先生に見て頂き、具体的なアドバイスをもらうこともできました。

もう一つの出前講座では、東北文教大学人間科学部人間関係学科の下村准教授から「地域福祉」に関する話をお聞きしました。高校生ができる具体的な高齢者支援などを教えて頂き、研究の方向性が見えてきました。

 

6月29日(火)

前期中間試験Ⅱの最終日、SDGsをテーマにしたワークショップが行われました。課題研究でプラスチックの環境負荷をテーマにしているグループの研究の一環として実施したもので、1~3年生の希望者42名が参加しました。講師として山形大学理学部の栗山恭直教授をお招きし、バイオプラスチックや微生物で分解できるプラスチック素材などの講義をお聞きし、比重の違いでプラスチックを分別する実験を行いました。「プラスチックのイメージが変わった。技術がすごく進歩していることを知り、環境に悪いだけではないことが分かった。」「貴重なお話を聞くことができて本当に良かった。」「今まで知らなかったことを知ることができて、とても面白くてワクワクした。」などの感想が多く、参加した生徒たちは大変充実した時間を過ごすことができました。


プラスチックをテーマにしているグループは、栗山先生から個別にアドバイスも頂きました。


プラスチックの最新動向に関する講義をお聞きしました。

4種類のプラスチックを比重の違いで見分ける実験をしています。



ワークショップ終了後、多くの生徒が栗山先生に質問に。積極的な姿が随所に見られました。
 

6月22日(火)

【2年次】
探究コースでは、7月1日(木)に「中間発表会」が予定されています。この日は、これまでの研究内容を整理して、中間発表会で使用するまとめシートの作成を行いました このグループは、前時に培養器に入れていたシャーレの状態を確認しています。

これまでの17時間を振り返り、初めてのアウトプットの場である中間発表会の準備をしています。
 

6月17日(木)

【2年次】
この日は2つの出前講座が行われました。1つ目は「高校生地域づくりプロジェクト」の一環です。会津大学短期大学部の青木准教授とオンラインで意見交換を行いました。生徒たちも1人1台ずつパソコンを使い、生徒3名と青木准教授の4人でのZOOM会議となりました。難しい課題に挑戦する生徒の背中を押して頂き、地域活性化の一助となれるよう生徒たちは考えを整理できたようです。



2つ目は、置賜総合支庁で企画されている出前講座です。子ども家庭支援課の方に来ていただき、ひとり親支援について、山形県の現状や施策、子ども食堂など民間団体の支援の動きなどを丁寧に教えて頂きました。

一般コースではSDGsの観点からリサーチクエスチョンを設定しています。このグループは、ペットボトルで歯車を作り、身近な水路の水流を利用した発電装置を考えています。まずはやってみようということで、この日は教室のゴミ箱から使えそうなペットボトルを回収していました。
 

6月3日(木)

【1年次】
1年次は、4月から進路探究を行っています。探究ノートを使って、自己診断を行った後、各自で興味のある学部・学科調べを行いました。この日は、自分が調べた学部・学科を他者に分かりやすく伝えたり、他の人が調べた学部・学科の内容を聞いたりするアウトプットの時間です。それぞれ丁寧に調べていましたが、それを上手にまとめて分かやすく発表する点では苦労する様子も見られ、他者に伝えることの難しさも感じていました。
【2年次】
先週のZOOM相談会で、山科先生から具体的なアドバイスをいただき、多くのグループが本格的に動き出しました。この日は、言語をテーマにしているグループを対象に、東北文教大学人間科学部人間関係学科の澤准教授によるオンライン出前講座が行われました。ZOOMではありましたが、生徒たちにたくさんの問いかけをしてくださり、アットホームな雰囲気での講座になりました。生徒たちが設定した研究テーマに関することもアドバイスして頂き、大変いい時間を過ごすことができました。
ヨーグルトを使った微生物に関する予備実験。どのグループも試行錯誤しながら前進中です。

このグループは、自分たちの考えをホワイトボードに書き出して整理しています。

幸福度ランキング上位国をネット検索。はじめて見た国名もあり、英語の辞書と地図帳で確認中です。
 

5月27日(木)

【2年次】
どのグループも研究の方向性が少しずつ見えてきました。今回は、2つのグループで出前講座が行われました。また、探究コースでは山形大学の山科先生によるZOOM相談会も実施しました。
1つ目の講座では、山形県男女参画推進員の方から「性の多様性」に関するお話をお聞きしました。講座後、講師の先生から「生徒さんたちの真剣な学びに感服しました。自分たちが究めたいことを追求する姿勢を眩しく感じ、私自身も大いに刺激されました。」と言う温かい言葉を頂きました。

2つ目の講座は、置賜総合支庁で企画されている出前講座です。置賜総合支庁環境課の方に来ていただき、ゴミを減らすための企業と市民の取り組みについて理解を深めることができました。
山形大学山科先生によるZOOM相談会には、探究コース17グループ中11グループの参加申し込みがありました。2時間に渡って各グループのリサーチ・クエスチョンや仮説の立て方について具体的で丁寧なアドバイスを頂きました。次の活動で何をどう取り組むべきかを明確にすることができ、多くの生徒たちが「やってみないと前進しないから,まずはやってみよう」という前向きな気持ちになったようでした。
 

5月13日(木)

【2年次】

外部講師の方に来校いただいての出前講座が2つのグループで行われました。

 

1つ目は、置賜総合支庁で企画されている出前講座です。子ども家庭支援課の方から「山形県の子育て支援について」お話しいただきました。2年次の課題研究の一環でお願いした講座でしたが、急遽3年次の医療系の進路を考える生徒たちも一緒に受講させていただきました。

2つ目の出前講座では、長井市役所地域づくり振興課、長井市中央コミュニティーセンターの方に来校いただきました。「高校生地域活性化プロジェクト」の一環として行われ、長井市の課題をお聞きした後、地域活性化をテーマにしている生徒たちと一緒に意見交換会をしていただきました。

 

4月15日(木)

本校では、2年次の「総合的な探究の時間」は「課題研究」を中心に行います。一般コースは1単位(週1時間)、探究コースは2単位(週2時間)ですので、コースごとに分かれて「課題研究ガイダンス」を行いました。

【2年次 課題研究について】
一般コース 1単位
SDGsの観点から設定した8つのリサーチ・クエスチョンをもとに身近な課題を解決することに挑みます。そして、文献調査などを中心に、文系・理系の進路特色を生かした多様な観点から情報を収集・分析し、論理的にまとめ発表します。一般コースは、時間が限られているためリサーチ・クエスチョンは決まっています。しかし、どのリサーチ・クエスチョンも文系・理系の両方からアプローチできるため、1つの課題を解決するために多様な解決方法があることを学ぶことができます。
探究コース 2単位
自分が興味関心のある学問分野に基づき自らテーマを設定し、自分たちでリサーチ・クエスチョンや仮説を設定します。そして、文献調査、アンケート分析、実験やフィールドワークなどを通して、事実や現象に関する考察を深化させ、論理的・分析的に考え、裏付けを持ってまとめ発表します。主体的な取り組む姿勢が必要ですが、興味のある分野を深く突き詰めることができます。
また、1年次の「総合的な探究の時間」では、前半は進路探究、後半は「地域を知る」活動や次年度の課題研究に向けた活動を行います。3年次は、前半はコース別進路探究、後半は個人での進路探究を行います。
 

ログイン

会員ページ

同窓会


鷹桜同窓会
 
 

QRcode

長井高校 QRコード
携帯電話・スマートフォンから
緊急連絡 等をご確認できます
 
 

カウンタ

Since2015.3.25475839